世界のベースボールスター『大谷翔平』選手の通訳としてその名も顔もよく知られている『水原一平』さん。
『大谷翔平』選手が日本ハム時代からの付き合いで、公私共に付き合いのある信頼のおける間柄でした。
突然の『水原一平』さんドジャース解雇の報道。激震とも言えるその報道の真偽、解雇理由について詳しく調査してみました!
通訳『水原一平』さんとは?
『大谷翔平』選手の報道がある度に、必ずと言っていいほど一緒にその姿が映っていた『水原一平』さん。
日本では、エンゼルスとの契約が決まったその時からよくテレビで目にしていたので、『大谷翔平』選手とは切っても切れない存在として注目されていました。
『大谷翔平』選手が活躍するに伴い、『水原一平』さんの知名度も高まり、ドジャースに移籍した2024年は通訳者ながらもMLBでよく知られた存在となりました。
日本ハムに所属していた頃は、外国人選手だけではなく、外国人選手の家族にまで配慮し、その素晴らしい気遣いにより、外国人選手たちから厚い信頼を得ていました。
また、子供の頃からアメリカで暮らしていたその英語力はとても高く、ロサンゼルス・エンジェルスに所属していた2021年には、同球団より『最優秀通訳賞』を贈呈されています。
世界ナンバーワンの野球選手の専属通訳という、トップクラスの通訳者として活躍していた『水原一平』さんが、解雇となったその理由はとても気になるところですよね。
通訳『水原一平』さんのプロフィール一覧
- 【名前】水原 一平(みずはら いっぺい)
- 【生年月日】1984年12月31日
- 【年齢】39歳(2024年3月時点)
- 【身長】186cm
- 【出身地】北海道苫小牧市
- 【結婚】既婚
- 【学歴】カリフォルニア大学リバーサイド校卒業
『水原一平』さんは、6歳まで北海道苫小牧市で過ごし、そのお父様の仕事(アメリカでの板前の仕事)の都合でアメリカ、ロサンゼルスへと移住しています。
その後、カリフォルニア大学リバーサイド校を卒業し、2012年『岡島秀樹』選手のロサンゼルス・ドジャースへの移籍に伴い専属通訳として、同球団に所属します。
しかし、仮契約中『岡島秀樹』選手がフィジカルチェックをパスできず契約解除となり、『水原一平』さんも同じく所属解除となりました。
プライベートでは、2018年に元元ファイターズガールだった『野間えりか』さんと結婚しています。
その際に『大谷翔平』選手は、結婚祝いとして新婚旅行をプレゼントしています。
通訳『水原一平』さんの経歴一覧
- 1991年
6歳の時、お父様が板前を始めたことを機にアメリカへ移住 - 2007年
カリフォルニア大学リバーサイド校卒業 - 2012年
『岡島秀樹』選手の専属通訳としてニューヨーク・ヤンキースに採用
しかし、仮契約中の『岡島秀樹』選手の左肩に異常が見つかり契約解除となる
それの契約解除に伴い『水原一平』さんの採用も白紙に - 2012年
北海道日本ハムファーターズの球団通訳となる - 2017年
『大谷翔平』選手のがロサンゼルス・エンゼルスへの移籍に伴い、『大谷翔平』選手の専属通訳としてエンゼルスに所属 - 2018年
一般女性と結婚 - 2021年
ロサンゼルス・エンゼルスより『最優秀通訳賞(MOST VALUABLE INTERPRETER)』を贈られる - 2023年
第5回ワールド・ベースボール・クラシックにて、日本代表のチーム通訳の一人として活躍 - 2024年
『大谷翔平』選手のロサンゼルス・ドジャースへの移籍に伴い、同球団に移籍
2012年日本ハムファイターズでの外国人選手通訳の仕事が、通訳者としての一歩となった『水原一平』さん。
同年、同球団にドラフト1位で『大谷翔平』選手が入団し、2017年『大谷翔平』選手のロサンゼルス・エンゼルスへの移籍に伴い、専属通訳として自身もエンゼルスに所属します。
ロサンゼルス・エンゼルスでは、『大谷翔平』選手が孤立しないよう他の選手たちとの間を取り持ったりと、通訳以外の部分でも『大谷翔平』選手をサポートしてきました。
そして、日本を感動の渦に包み込んだ、第5回ワールド・ベースボール・クラシックでは、日本代表のチーム通訳として活躍し、『ラーズ・ヌートバー』選手の招聘の際には、栗山監督との間に入り通訳を行い、『ラーズ・ヌートバー』選手自身の通訳も行いました。
2024年『大谷翔平』選手が、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍したことに伴い、自身もロサンゼルス・ドジャースと契約し、これから大きな功績を積み重ねていく、まさにその時だった中の電撃解雇。
本当に残念で仕方がありませんね。
通訳『水原一平』さんがドジャース解雇!その理由は?
2024年3月21日、ロサンゼルス・ドジャースが前日3月20日付けで『水原一平』さんを解雇したと発表しました。
『大谷翔平』選手といえば、『水原一平』さんと言うほど、二人の関係は切って切れない間柄であったため、その報道に耳を疑った方も多いでしょう。
『水原一平』さんが解雇されたその理由は、『大谷翔平選手の資金を窃盗し、違法なスポーツ賭博に使用した疑いがある』というものでした。
アメリカではスポーツ賭博(ブックメーカー)を合法としている州は40州ありますが、ロサンゼルスのあるカリフォルニア州では違法となっています。
『水原一平』さんは、2021年から違法賭博に手を染めていたようで、そのきっかけは、カリフォルニア州で違法賭博の元締めをしているマシュー・ボウヤー氏との出会いでした。
『水原一平』さん本人のコメントによれば、違法賭博に手を染めているとはまったく知らなかったとのことです。
スポーツ賭博を始めてからわずか1年で借金は約100万ドル(約1億5千万円)ほどにまで膨らみ、その後も雪だるま式に借金は膨らんでいったそうです。
MLBでは、選手だけではなく職員に対しても野球賭博を禁止しています。
ですが、その他のスポーツ賭博は認めていて、『水原一平』さんもそのことは認識していて、行っていた賭博の対象は、サッカー、NBA、NFL、カレッジフットボールで、野球に関する賭博は一切行っていなかったようです。
この違法賭博への関与も十分大きな問題ですが、『大谷翔平』選手の口座からの窃盗の疑いも持たれています。
その額はなんと約450万ドル(約6億8000万円)で、『水原一平』さん本人は『大谷翔平』選手に「もう二度とこのようなことはしない」との約束で、借金を肩代わりしてもらったとコメントしていますが、『大谷翔平』選手側の弁護人はそのような事実はないと否定しています。
まだ実際にその経緯は明かされていませんが、メジャーリーグ開幕直後の『大谷翔平』選手への影響がないことを願うばかりです。
まとめ
『大谷翔平』選手の通訳者として知られる『水原一平』さんが、2024年3月20日でロサンゼルス・ドジャースに解雇されていたことが判明しました。
解雇理由は、【大谷翔平選手の資金を窃盗し、違法なスポーツ賭博に使用した疑いがある】というものでした。
違法賭博への関与はすでに『水原一平』さん自身が認めていますが、『大谷翔平』選手の資金の窃盗に関してはまだ明らかになっていません。
なにはともあれ、2024年の『大谷翔平』選手の成績に影響しないことを願うばかりです。